選挙に立候補してみた話

僭越ながら、ここ最近、町議会議員選挙に出馬してました。
事後の簡易な報告となりますが。
そもそものきっかけは友人のさりげない一声。
しかし、最終的に立候補を決めたのは自分自身であって
自分なりに町政について考えた末の立候補です。

九十九里町の世代別の人口比でみると
若い世代が減少しているのに、20代、30代の若い立候補者が一人もいない。
その世代の意見を伝える人がいない。
それってどうなのかっていうのが、そもそもの問題提起です。
(九十九里町に限った話では無いですが)

立候補するか悩みました。
よそ者であり、会社勤めしながらで、後ろ盾も無い。
しかも選挙期間はたったの5日間。

まぁ、しかし思い立ったらとりあえず行動してみるものです。
思いのほか、事前審査も問題なく、届け出が受理されました。

委託金も掛かると思って覚悟していましたが
調べてみると町議会議員選挙は委託金不要でした。

九十九里町の知り合いに声を掛けてみると
手伝いを名乗りでてくれる人もいました。
その繋がりで町内の方ともいろいろ知り合えました。
開票所では初めてお会いした方に、
今度釣りへ行こうと誘われたりもしました。


開票所前

そして、結果
113票。
最初は3桁行かないと思っていました。
しかし、厳しい現実。

堂々の最下位落選です。
いや、1票って重いですね。

最後に町役場で
「これに懲りずにまた立候補してください」
とご声援頂きました。

振り返ってみると
時間も、期間も、後ろ盾も無い中の活動。
想像以上に大変でした。
いろいろと町の方々にもお手数ご面倒もお掛けしましたが
自分自身とても良い経験になりました。
町の抱える問題も深々と知る事が出来ました。
この結果、若い人たちに政治や九十九里への感心を持ってくれたら良いなと思います。
また次回まで、じっくりと問題を掘り下げて考えていきたいです。

以上、終わり。





せっかくなので、今回行った活動実績とかも報告。


選挙ポスター

最初は数十枚ぐらい作れば良いのかなっと思っていたら
見通しが甘かった。
選挙掲示板は全部で100箇所。
写真撮って、自分でデザインして、コンビニのコピー機で印刷。
ラミネート加工して、規定サイズに100枚カット。
告示日ギリギリの完成です。
印刷屋に頼むと最安で30,000円ぐらい掛かるところ
自作ポスターはラミネート込みで約10,000円で済みました。
そして、役場前の掲示板へは一番乗りで貼れました。




選挙ハガキ

町議会選挙では800枚まで貸出あり。
当初はハガキを出すのは無理だろうと考えてましたが
3日掛けてなんとか出す事が出来ました。



選挙運動

定番ですが、タスキを掛けて自転車で町内を周りました。
しかし、会社勤めしながらなので平日は殆ど活動できず
最終日も雨模様。
運動中に他候補者の方に手を降ったら
ウグイス嬢が名前付きのアナウンスでご声援返してくれたのが良い思い出。



ネット選挙

とりあえずブログを設置したものの、更新ろくに出来ず…。
5日間のアクセス数は
PV数が1000 ユーザー数120でした。
やはり20~30代の方のアクセスが多いようです。

選挙終わってからやたらアクセス数が伸びる謎。



費用

自己資金から支払った選挙費用は17,026円。
ほとんどポスターと葉書の印刷代です。
改めて8000円で選挙をやりとげた上野竜太郎氏は凄いなと思った。




帰宅したら小屋で待ってた支援者の方が
いつの間にか幟旗を立ててました。


「事務所に幟を立てよう」と持ってきたとの事ですが
候補者名が書かれた幟旗は選挙法に引っ掛かるのでは?という話しになり
そのまま選挙とは関係無い幟を立てておく事に…。

遠目に見ると何かのお店のようです。